競技かるた部活動報告~その26~

2016.06.10

  • かるた部

6月5日日曜、暁星高校にて、かるた甲子園こと、近江神宮で行なわれる高校選手権の東京都一次予選が行なわれました。

海城高校は、昨年ベスト4のため、シード校として午前中の試合が免除となり、午後の団体戦からの参加となりました。

第一試合、文教大附属高校に勝利、第二試合、昨年の優勝校である暁星高校に敗退、二次予選進出を懸けた第三試合、晃華学園高校に、3-2でなんとか勝利することができ、海城高校は今年もベスト4に残って二次予選に進出となりました。

今年の一次予選は昨年以上に厳しい戦いとなり、新たな参加校の増加と、他校の台頭を目の当たりにして、近年の高校競技かるた界の全体的なレベルアップを痛感いたしました。

二次予選は6月19日日曜、晴海総合高校にて行なわれます。ベスト4に残った、暁星高校、白鷗高校、駒場高校、海城高校の四校で総当たり戦を行い、上位二校が東京都代表としてかるた甲子園に出場することとなります。

海城高校かるた部一同、気を引き締めて二次予選に臨みたいと思います。

高校選手権予選に先駆け、さる5月5日、連休最終日には、今年は広島で行なわれる全国高校総合文化祭小倉百人一首かるた部門の東京都代表選考会が行なわれました。

こちらは、東京都として一つのチームを作っての出場となるため、個人戦にて東京都ベスト8の選手を選出することとなります。

こちらは、決勝まで高2の鹿野幹人、鈴木虎次郎、渡邉慶太の三名が残り、勝ったほうが東京都代表となる決勝戦では鈴木と渡邉が同校対決になった末、僅差で渡邉が東京都代表選手に選ばれました。

高校かるた部から全国大会出場の代表選手を輩出するのは今回が2度目、6年前に部を再興してからは、これが初めての快挙となります。

8月1日から始まる広島総文での、渡邉の活躍をお祈りいただければ幸いです。

対晃華1 対晃華2幟・渡邉慶太